妊娠1ヶ月 妊娠0~3週 赤ちゃんのためにできることは?

このころに薬を飲んでもほとんど心配はありません。

赤ちゃんのためにできることは?

妊娠とわかってから、それまでの服薬やX線撮影のことが心配になるママはたくさんいるでしょう。

でも、妊娠1ヶ月の段階では、まだ胎芽の器官は形成されていません。

妊娠4週半ばごろ、つまり、月経28日周期の人なら、予定月経が遅れて3~4日ごろに、胎芽の脳や心臓が作られ始めます。これから先は順次、主要な器官が形成されてきます。(器官形成期)

もし、排卵日近くや予定月経の日が来る前に、市販薬を飲んだり、会社の検診などで胸部X線検査や胃の間接撮影を受けても、ほとんど心配はないでしょう。

また、市販の風邪薬や便秘の薬、頭痛薬、花粉症の薬などが、胎芽の発育や器官形成に影響することはないので、安心していいでしょう。(日本の場合。海外の薬は不明です。注意してください。)

また、歯医者さんや一般の健康診断で受ける程度のX線検診などは、ほとんど影響ないといわれています。

心配なときは主治医に相談しましょう。

お腹の赤ちゃんのためにママができること

お腹の赤ちゃんをイメージしてみて

避妊していなければ、いつでも妊娠の可能性があります。薬やアルコールなど、赤ちゃんの影響が気になるものは控えましょう。ほとんどは心配ないのですが、心配性のママが「もしかして?」と気にし続ける原因になりがちです。

いつも赤ちゃんをイメージしながら生活してくださいね。

食生活を見なおしてみましょう

妊娠とわかったら、食事に注意しましょう。食べ過ぎは体重の増えすぎに繋がり、極端な偏食はバランスを悪くします。

きちんとした食事は1日1回というママも困ります。ママの体は赤ちゃんを育てるゆりかごです。赤ちゃんが健やかに育つように、まず食生活を見なおしてみましょう。

喫煙ママは禁煙にチャレンジしましょう

タバコを吸うと血管がキュッと収縮して血液の流れが悪くなり、赤ちゃんに届く酸素や栄養も少なくなります。

ヘビースモーカーのママは流産や子宮内胎児発育遅延のリスクが高くなります。赤ちゃんのために禁煙しましょう。

赤ちゃんの性別は受精の瞬間に決まります。

赤ちゃんの性別を決めるのは、性染色体です。性染色体にはXとYがあり、XX型の性染色体なら女の子に、XY型の性染色体なら男の子になります。