お産が始まるサインには、おしるし、陣痛、破水があります。どれから始まるかは人によって違いますが、これらのサインがあってもすぐに赤ちゃんが生まれてくるわけではないので、慌てなくて大丈夫です。
おしるし
少量の出血。ドロッとした感じになることもあります。色はピンクや赤、茶色っぽいことも。赤ちゃんを包む卵膜と子宮の内膜がこすれて出血したものです。おしるしがあると数日以内にお産が始まると言われていますが、個人差があります。
陣痛
陣痛は、子宮が収縮するときの痛みです。お産が始まると、規則的な陣痛が起こり、進行とともに強さが増し、間隔が短くなっていきます。初産婦さんは一時間に6回以上(10分間隔)になったら、産院に連絡します。臨月に入ると、弱くて、不規則な子宮収縮が起きる人もいます。
破水
赤ちゃんを包む卵膜が破れ、羊水が流れ出るのが破水です。通常は子宮口が全開大になってから破水しますが、陣痛が始まる前に破水することを前期破水といいます。尿かどうか判断が付かない時も含めて、破水したら産院に連絡します。