職場で快適に働くには、妊娠を報告して、無理せず、甘えず、きちんとすること
◆職場への報告
職場に報告する時期に決まりはありませんが、仕事の割り振り、人員の補充、異動などがあるので、流産の可能性の低くなる妊娠10週すぎには伝えておいたはうがいいでしょう。
また、つわりで苦しいとき、健診で休みをとらなければならないときも、知らせておけば、職場の協力を得やすいでしょう。
「育児休暇後、復帰する」「妊娠〇カ月で退職する」などの意思表示も、はっきりと示しておきましょう。
◆つわり対策
ガムやキャンディーなどをバッグに常備しておくと、仕事中、空腹で気分が悪くなったときやムカムカしたときに役に立ちます。
人込み、食品や化粧遍などまわりのにおいが気になるときは、マスクを用意しておくと良いでしょう。
ひどいつわりのときは、仕事も思うように進まないものです。職場に事情を話し、思いきって2、3日休むのも一つの方法です。
◆通勤対策
通勤電車の中で、押されたりするのは、妊婦さんでなくてもつらいもの。通勤時間をずらしたり、少し遠回りでも始発駅から来るなどの工夫を。
また、おなかが大きくなるとバランスをくずしやすいので、安定がよく、歩きやすい靴にしましょう。
◆エアコン対策
冷房による冷えすぎには注意が必要です。直接風が当たる場合は、席を替えてもらうといいでしょう。職場での寒暖の調節には、カーディガンやソックスなどを用意するようにしましょう。
◆外食対策
妊娠中は、栄養バランスのとれた食事を3食きちんと、親別正しくとることが大切です。会社勤務の場合、外食も多くなりがちですが、塩分、油分を控えたメニューを選ぶように心がけましょう。
自宅では心身ともにリラックスしましょう。
◆家事はペースダウン
家では、ゆっくり休んでリフレッシュして。睡眠を十分にとりましょう。
掃除の回数を減らす、洗濯物はクリーニングに出す、買い物は宅配を利用するなどして、体を休めましょう。疲れて、食事の支度が大変なときは、外食や市販品を利用しましょう。仕事も家事も今まで同様にしようとせずに、ペースをゆっくりめにしましょう。
また、パパにも家事を分担してもらいましょう。
◆休日はゆっくり疲れをとって
平日はどうしても職場のペースに合わせていますから、休日はのんびりマイペースで過ごしましょう。「たまった家事は休日にまとめて」などと、張りきりすぎないことも大切
です。
また、休日のたびに今までのペースであちこち遊び回るのも考えもの。遊びに行っても、休憩をまめにとるようにしましょう。パパと一緒に散歩に出かけたり、買い物に行って、食料品をまとめ買いしたり、育児用品を見たりするのもいいですね。
また、保健センターや産院などで行う両親学級は、土曜日に開かれることも。パパを誘
って参加するのもおすすめです。
◆産後も働くつもりなら、下調べを
産後、仕事を続けるのか、いつから復帰するのか、赤ちゃんはどこに預けるのかなど、パパとよく話し合っておきましょう。
育児休業制度は、子どもが出生した日から満1才に達するまでの間で、申し出た期間を取得することができますが、具体的な規定は、勤務先や雇用形態などによって異なります。事前によく調べておきましょう。
赤ちゃんを保育所に預けるつもりなら、保育所の場所、定員、保育時間、保育時間の延長制度があるかどうかなども下調べが必要です。
住んでいる地域の福祉事務所や役所の保育課に問い合わせたり、近所の先輩ママに開いてみるといいでしょう。
以上、妊婦さんが快適に働くには?ワーキング妊婦の賢いマタニティライフとは?でした。